解説

保育認定子どもの月途中利用は、月初在籍数の試算と分けて確認する

月途中の利用開始・終了があるときは、月初在籍数だけのモデル試算を請求額に読み替えられません。通知に基づく確認順序と、現行ツールで扱わない範囲を説明します。

月初在籍数だけでは、月途中の利用を含む額は決まらない

月の途中で入園・退園がある場合、保育認定子どもの公定価格には開所日数に基づく日割りの扱いがあります。月初の在籍数だけを入力するモデル計算は、この月途中の変動を反映しません。

月途中の利用がある月は、月初在籍数の試算結果をそのまま請求額に読み替えません

人数を月初人数へ無理に寄せない

利用開始日や終了日を、月初から在籍していたものとして入力すると、通常月の比較には使えても、その月の算定根拠にはなりません。

通常月の見通しと、月途中利用がある月の算定確認を別の作業として残す。

日割りは通知の算定方法と端数処理を確認する

現行の留意事項通知は、保育認定子どもの月途中利用について、開所日数による日割りと端数処理を定めています。端数処理を省くと通知に沿った額にならないため、単純に日数で割るだけでは足りません。

日割りは、対象月の開所状況と通知所定の端数処理をそろえて確認します

  1. 利用開始日・終了日を確かめる

    在籍台帳と請求対象の記録から、月途中の利用期間を確認します。

  2. 対象月の開所状況を確かめる

    日割りに使う開所日数は、通常月と同じ前提で置き換えず、対象月の状況で確認します。

  3. 通知の算定順序を照合する

    基本分・加算・減算のどこまでが対象になるかを、所轄の市町村の案内も含めて確認します。

現行ツールは、月初在籍数による通常月の比較に使う

このサイトの試算は、月初在籍数を前提に、通常保育の基本分と実装済みの加算・減算を比較するためのモデルです。月途中の日割り、認定変更、個別の請求額は対象にしていません。

月途中利用がない通常月の条件比較に使い、日割りが必要な月は別途根拠を確認します

用途を分けるための確認表
確認したいこと扱い
月初在籍数で条件を変えた比較試算ツールで確認する
月途中の利用開始・終了通知と所轄市町村の案内で確認する
認定変更を伴う月適用時期を所轄市町村へ確認する

通常月の条件を先に試算する

  1. 月初時点の年齢別在籍数を整理する

    月途中の出入りとは分け、通常月に比較したい年齢別の在籍数を用意します。

  2. 通常月の条件を試算する

    所在地、利用定員、年齢別在籍数を入力し、比較の基礎となるモデル結果を確認します。

  3. 月途中利用は根拠資料へ戻る

    日割りが必要な月は、試算結果に追加計算せず、通知と所轄市町村の案内で算定順序を確認します

月初在籍数をもとに、通常月の基本分と実装済みの加算・減算を比較できます。結果には対象外の項目も表示します。

通常月の公定価格を試算する

この記事は全国共通の留意事項と、現行ツールの対象範囲を説明するものです。個別の請求額、日割りの適用や認定変更の扱いは、所轄の市町村へ確認してください。

この記事が参照した一次資料

ほかの解説