解説

月の途中で入園・退園したら、公定価格はどう計算されるか

月の途中で利用を開始・終了した園児の公定価格は、月額そのものではなく開所日数で日割りされます。分母の日数、入園・退園での数え方の違い、端数の扱いを通知に沿って説明します。

月途中の利用は、開所日数で日割りする

月初日の在籍状況をもとに算定した公定価格は、あくまで1か月分の額です。

月の途中で入園・退園した園児については、この月額に開所日数の割合を掛けて日割りした額を使います

日割りの計算式は、告示により算定された各月の公定価格に、開所日数の割合(開所日数を分子、認定区分ごとに定められた日数を分母とした割合)を掛ける形です。

日割りの分母は、認定区分によって違う

通知は、日割りの分母となる日数を認定区分ごとに分けて定めています。

教育標準時間認定の子どもと、それ以外(保育認定)の子どもとで、分母の日数が異なります

このサイトが扱う私立保育所の利用は、原則として保育認定(2号・3号)の子どもを対象にしています。分母の具体的な日数は通知の本文で確認してください。

入園と退園で、数える開所日数の範囲が違う

  1. 月途中で利用を開始した場合

    その月の利用開始日から月末までの開所日数を数えます。

  2. 月途中で利用を終了した場合

    その月の利用終了日の前日までの開所日数を数えます。

開所日数は、施設・事業者が定める教育・保育の提供を行う日を指します

日割りで生じた端数は切り捨てる

日割りの計算で算定した額に端数が生じた場合は、切り捨てると通知に明記されています

端数処理の方向は、他の減算項目(土曜閉所や経営情報未報告)の切り捨てと同じです。

よくある質問

この試算ツールで、月途中の日割りは計算できますか。

できません。現在の試算は月初日の在籍状況に基づく月次のモデル計算で、月途中の日割りは対象外です。試算結果の「この試算に含まれていないこと」欄にも明記しています。

認定区分によって、開所日数の数え方自体は変わりますか。

開所日数の数え方(実際に教育・保育を提供した日を数える)自体は同じです。変わるのは、割合を出すときの分母の日数です。

月の途中で退園した園児が、月末に再入園した場合はどうなりますか。

この記事では、通知が定める基本の算定方法(利用開始・終了それぞれの日割り)を説明しています。個別の在籍変動が重なるケースは、所在地の市町村へ確認してください。

自園の条件で試算する

月初日の在籍状況に基づく基本分単価を試算できます。

結果には計算過程、使った告示・通知、確認日、そしてこの試算に含まれていない項目を必ず表示します。

公定価格の試算を開く

この記事も試算も、告示・通知の本文を確認した範囲だけを扱います。月途中の日割り額そのものは、所在地の市町村へ確認してください。

この記事が参照した一次資料

ほかの解説