一次資料の確認レベル
記事や試算に使う制度の資料は、一次資料の台帳に1資料ずつ記録しています。台帳では、資料の本文をどこまで照合したかを3段階の確認レベルで表します。
- ◎:告示・通知の本文を直接開いて確認した。
- ○:調査で確認したとの報告があるだけの状態。コードへ入れる前に、本文の再照合が必要。
- △:未確認。掲載しない。
確認レベルは資料をどこまで照合したかを表すもので、制度数値に使えるかどうかは別の項目で判断します。確認レベルが◎でも、数値利用が不可の資料から数値を転記しません。
確認した資料は一次資料の一覧ページで確認できます。
公開前に通す機械検査
次の検査は、リポジトリの scripts/ に置いたスクリプトとして実行します。条件を満たさない場合は、検査が失敗して公開に進みません。
article-gate.mjs- 記事の機械検査。結論マーカーの有無、4文以上の段落、同じ見た目のブロックの連続、出典IDが一次資料台帳に実在するか、試算への導線、記事間リンクの宛先を検査します。
policy-gate.mjs- 一次資料台帳、制度データ、計算コード、記事・表示内容、横断整合性の5段階を検査します。
article-jsonld-gate.mjs- 記事データから生成する構造化データ(JSON-LD)と、画面に出るメタデータが一致しているかを検査します。
article-modified-date-gate.mjs- 構造化データの更新日(dateModified)を、実際に記事を編集したときだけ変えるよう検査します。
public-route-gate.mjs- 本番相当のビルドで、サイトマップ・robots.txt・canonical・noindex を公開ページごとに検査します。
simulator-link-gate.mjs- 記事から試算へのリンクが、実在する入力欄を指しているかを検査します。
simulator-option-status-gate.mjs- 試算の入力選択肢が、未実装や計算に反映されないものと誤解されない表示になっているかを検査します。
monetization-gate.mjs- 広告・提携などの収益誘導の導線が混入していないかを検査します。
定期的に実行する監査
次の監査は、記事や資料の状態を一覧にして見直す対象を洗い出すために実行します。
article-claim-source-audit.mjs- 記事の結論マーカーを固有の主張の候補として抽出し、記事が宣言した一次資料と台帳上の対象箇所を一覧にします。
article-intent-audit.mjs- 全記事の検索意図、入力、出典、試算への導線を一覧にします。
article-intent-diff-audit.mjs- 記事の差分で主な意思決定をすり替えず、1記事1意図を保てているかを確認します。
article-review-status-audit.mjs- 公開記事の独立した検証記録と、根拠資料に基づく再検証日を一覧にします。
source-freshness-audit.mjs- 一次資料の再確認期限と、影響を受ける公開記事を一緒に出力します。
source-link-check.mjs- 一次資料のURLに到達できるかを記録し、失敗したURLを再確認の対象として残します。
municipality-claim-audit.mjs- 自治体ごとに異なる論点を、全国共通のこととして断定していないかを監査します。
機械検査でわからないこと
機械検査は、記載の形式や出典の登録状況を確かめるもので、制度の解釈が正しいかどうかは判断しません。制度の条件や数値は、一次資料の本文と1件ずつ照らして確認します。編集方針の全体は運営情報に書いています。
機械検査に通ったことは、個別の施設の指定や給付額が確定することを意味しません。