解説

保育ICT推進加算:ここdeサーチの更新は変更がなくても必要か

保育ICT推進加算の要件にあるここdeサーチの更新について、公定価格FAQ(第32版)のNo.352・353で整理します。施設情報に変更がない年度の更新の要否、更新する期間、9月末までに運営状況が変わって更新が間に合わない場合の扱いを確認できます。

変更がない年度も、ここdeサーチの更新は必要(No.352)

公定価格FAQ(第32版、令和8年7月24日時点)のNo.352は、保育ICT推進加算について、施設情報に変更がない場合もここdeサーチ上での更新が必要かを問うています。

答えは、必要です。FAQは、毎年度、情報の更新をお願いしているとおり、施設情報に変更がない場合も更新を行うこととしています。

更新の期間と操作は、FAQが次のように示しています。ここdeサーチ上で年度が切り替わる5月から9月末までの間に、ここdeサーチにログインし、変更なしの処理の内容を確認したうえで「確認者へ申請する」を押します。

経営情報の申請を含めない場合は、「経営情報等を含めずに詳細情報を申請する」にチェックを付けたうえで押します。

No.352が示す、変更がない年度の更新
確認したいことFAQの答え
施設情報に変更がない年度の更新必要
更新を行う期間ここdeサーチ上で年度が切り替わる5月から9月末までの間
操作ログインし、変更なしの処理の内容を確認のうえ「確認者へ申請する」を押す
経営情報の申請を含めない場合「経営情報等を含めずに詳細情報を申請する」にチェックを付けたうえで押す

加算の認定の全体像と、ここdeサーチを通じた報告が通知で定められている点は、保育ICT推進加算の認定の確認で説明しています。この記事は、更新の頻度と期間だけを扱います。

年度中に更新済みなら、9月末時点で最新でなくても要件を満たす(No.353)

No.353は、年度中にここdeサーチの情報を更新していても、9月末時点で最新の情報に更新されていない場合は、要件を満たしたことにならないかを問うています。

答えは、5月から9月末までの間に1度でも更新がなされていれば、その後、9月末までの間に運営状況に変更が生じた場合などに更新がされていなくても、要件を満たしたことになります。

ここでいう更新には、変更がない場合に、この期間内にログインして内容を確認し、「確認者へ申請する」を押す処理も含まれると、FAQに書かれています。

No.353の読み取り
状況加算の要件上の扱い
5月から9月末までに1度、更新(変更なしの処理を含む)をした要件を満たしたことになる
その更新のあと、9月末までに運営状況が変わったが、情報は更新していない要件を満たしたことになる

要件を満たしても、最新の情報にしておくことは求められている

No.353は、加算の要件にかかわらず、ここdeサーチの「利用者の選択に資する情報の提供」という趣旨や、保育業務施設管理プラットフォームと保活情報連携基盤の運用に伴い、ここdeサーチ上には最新の情報が反映されていることが求められるとしています。施設情報に変更が生じたときは、随時更新に努めることが必要です。

たとえば、職員体制や開園時間などが変わった月に、ここdeサーチの更新を担当者のやることに入れておく。期間内の1度きりの更新で済ませない。

確認の順序と、この記事が判断しない範囲

期間の確認、ログインと申請、変更が出たときの随時更新の順に進めます。

  1. 更新の期間を確認する

    ここdeサーチ上で年度が切り替わる5月から9月末までに、更新を行う予定を立てます。

  2. 変更がなくても更新の操作をする

    ログインして内容を確認し、「確認者へ申請する」を押します。経営情報の申請を含めない場合は、「経営情報等を含めずに詳細情報を申請する」にチェックを付けます。

  3. 更新した日を記録する

    5月から9月末までの更新が1度でもあれば要件上は足りるため、更新した日を記録しておくと、あとから確認しやすくなります。

  4. 施設情報が変わったら随時更新する

    要件とは別に、最新の情報を反映しておくことが求められます。

この記事は、公定価格FAQ(第32版、令和8年7月24日時点)のNo.352・353にある内容の整理です。個別の施設が要件を満たすかどうかを判定するものではありません。

画面の操作や報告の取扱いは、所在地の都道府県や市町村の案内に従ってください。

よくある質問

更新の要否、更新の回数、期間の3つの質問です。

施設情報に変更がなければ、ここdeサーチの更新は不要ですか。

No.352では、変更がない場合も更新が必要とされています。5月から9月末までの間にログインし、変更なしの処理の内容を確認して「確認者へ申請する」を押します。

5月から9月末までに1度更新すれば、その後の変更を反映しなくても要件を満たしますか。

No.353では、5月から9月末までに1度でも更新がなされていれば、その後9月末までに運営状況が変わって更新していなくても、要件を満たしたことになるとされています。ただし、最新の情報にしておくことは別に求められています。

更新の操作は、いつ行えばよいですか。

No.352では、ここdeサーチ上で年度が切り替わる5月から9月末までの間とされています。

次に知りたいこと

加算の「活用」の中身と、責任者の選び方が次の確認先です。

令和9年度に活用する予定の機能や、自治体が独自システムを使う場合は、保育ICT推進加算の活用の中身と独自システムで整理しています。

ICT活用の責任者は、保育ICT推進加算の責任者で確認できます。

自園の条件で試算する

保育ICT推進加算の認定の有無を選んで、加算額を確認できます。

結果には計算過程、使った告示・通知、確認日、そしてこの試算に含まれていない項目を必ず表示します。

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ほかの記事の確認事項・よくある質問の一覧

  • 試算前の確認事項の一覧

    この記事の「つまずきやすい確認事項」1件を、ほかの記事の確認事項と対処とあわせて見られます。

この記事が参照した一次資料

ほかの解説

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