解説

小学校接続加算の認定済み取組区分を3月分の試算へ反映する方法

小学校接続加算の要件ⅰ・ⅱと要件ⅰ~ⅲの違い(協働したカリキュラムの編成・実施)、3月初日の利用子ども数での配分、試算が3月分だけである点を確認します。

取組の適合を試算で判定しない

小学校接続加算は、小学校との連携・接続の担当、交流活動、協働したカリキュラムに関する取組を対象とし、市町村が申請資料で確認します。

取組が要件を満たすかは試算で判定せず、認定済みの区分だけを選びます。

3月時点の認定済み区分を使う

通知は、当年度の3月時点で確認できる取組に応じて加算する扱いを定めています。画面では、認定資料の「要件ⅰ・ⅱ」と「要件ⅰ~ⅲ」に対応する区分だけを選びます。認定済みの区分に対応する施設単位の額は、3月初日の利用子ども数で配分し、所定単位未満の端数を切り捨てます。

この試算は3月分だけに対応します。

要件ⅰ・ⅱと要件ⅰ~ⅲで異なる取組の内容
要件区分満たす必要がある取組
要件ⅰ・ⅱ小学校との連携・接続の担当に関する業務分掌を明確にしていること、かつ授業・行事、研究会・研修等での小学校との子ども・教職員の交流活動を実施していること
要件ⅰ~ⅲ要件ⅰ・ⅱに加え、小学校と協働して5歳児から小学校1年生の2年間(2年以上を含む)のカリキュラムを編成・実施していること(小学校との継続的な協議会の開催等により具体的な編成に着手していると認められる場合を含む)

施設単位額を3月初日の利用子ども数で配分すると、次のようになります(利用子ども数は説明用の仮の値です)。

要件ⅰ・ⅱを、説明用の仮の月初の利用子ども数で計算した例
項目値
認定済みの要件区分要件ⅰ・ⅱ
施設単位額(告示)50,000円
3月初日の利用子ども数(仮の値)45人
施設単位額 ÷ 利用子ども数(端数を含む)50,000円 ÷ 45人 = 1,111.11円
10円未満を切り捨てた単価(児童1人・1か月)1,110円
切り捨てた単価 × 利用子ども数(合計)1,110円 × 45人 = 49,950円

施設単位額と10円未満の切り捨ては、令和8年度の検証済み加算データから表示しています。利用子ども数は説明用の仮の値で、実際の利用状況ではありません。

要件ⅰ~ⅲを、説明用の仮の月初の利用子ども数で計算した例
項目値
認定済みの要件区分要件ⅰ~ⅲ
施設単位額(告示)88,400円
3月初日の利用子ども数(仮の値)45人
施設単位額 ÷ 利用子ども数(端数を含む)88,400円 ÷ 45人 = 1,964.44円
10円未満を切り捨てた単価(児童1人・1か月)1,960円
切り捨てた単価 × 利用子ども数(合計)1,960円 × 45人 = 88,200円

施設単位額と10円未満の切り捨ては、令和8年度の検証済み加算データから表示しています。利用子ども数は説明用の仮の値で、実際の利用状況ではありません。

要件ⅲ(小学校と協働したカリキュラムの編成・実施)まで満たすかどうかで加算段階が変わります。具体的な加算額は認定区分によって異なり、試算画面で確認できます。同じく3月初日の利用子ども数で配分する加算には、第三者評価受審加算・保育ICT推進加算・降灰除去費加算・除雪費加算・高齢者等活躍促進加算・施設機能強化推進費加算があります。

入力手順

認定資料と3月初日の利用子ども数を確認してから入力します。

  1. 認定区分を確認する

    市町村の認定資料で、確認済みの取組区分を確認します。

  2. 月初人数を確認する

    試算の月初在籍数が、通知上の利用子ども数と一致するか確認します。

  3. 内訳を確認する

    認定済みの区分を選び、結果内訳を確認します。

分園がある場合は確認する

分園がある場合、この試算では計上しません。認定対象と利用子ども数の範囲を所轄市町村へ確認してください。

分園の定員区分・地域区分の基本的な扱いは分園がある保育所の定員区分・地域区分の確認手順で説明しています。

よくある質問

認定前の見込みを試算上の加算へ置き換えないことが重要です。

交流活動を行えば選べますか。

試算だけでは判断できません。取組が要件を満たすかどうかは市町村が申請資料で確認するため、認定資料で確認済みの区分だけを選びます。

3月以外も試算できますか。

この試算では3月分だけに対応します。通知が、当年度の3月時点で確認できる取組に応じて加算する扱いを定めているためです。

認定済みの取組を試算へ反映する

認定資料、3月初日の利用子ども数、分園の有無を確認して入力します。市町村の認定を先に確認してから試算へ入れる同じ手順は、高齢者等活躍促進加算・療育支援加算でも扱っています。

認定済みの取組区分を選び、3月分の内訳を確認します。

公定価格の試算を開く

次に知りたいこと:協議会で「着手」と認められる範囲(要件ⅲ)、小学校との交流をオンラインで行う場合、施設機能強化推進費加算・第三者評価受審加算の申請期限。

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